任期満了に伴う大和市長選挙と大和市議会議員選挙が17日に告示される。投票日は4月24日で即日開票される。
市長選
市長選挙には、昨年12月に現職市議で元市会議長の荻窪幸一氏(55歳)=5期=が、無所属での出馬を表明。「商店街のにぎわいは消え、人々が集う場所はひとけがなくなり、市長と市民の対話もなくなった」と、大木市政の4年間を批判。大和駅周辺の再構築と商店街の活性化など産業支援を前面に打ち出し、現職の2期目を阻止する考え。
現職の大木哲氏(62歳)は今年2月に再選への出馬を表明。会見では、これまで進めてきた「健康都市の取り組みをより推進していく」と出馬理由を述べた。
市長選で示す政策は「市議会3月定例会が一区切りした時点で発表する」としたが、3月11日の東日本大震災にともなう被災地支援の陣頭指揮に専念したため、準備が遅れている。
現時点ではこの2人による一騎打ちが濃厚だが、明確な争点はない。4年間の実績を強調しつつさらなる「健康都市の推進」を訴える現職の大木氏に対し、荻窪氏が明確な対立軸をつくりだせるかが勝敗のポイントになりそう。前回投票率は44・86%。
市議選
定数28の大和市議会議員選挙は、3月に行われた事前説明会に42陣営が出席した。内訳は現職18人、元職1人、新人23人。候補予定者の平均年齢は前回から5歳ほど低くなり世代交代の選挙となりそう。
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