神奈川大和阿波おどり振興協会の会長として奔走する 岸 幸博さん 大和東在住 61歳
ニコニコしようぜ!
○…東日本大震災の影響から市内各地でイベントが中止になるなか、4月の段階で「震災への復興支援大会」として神奈川大和阿波おどりの開催を決定した。チャリティーTシャツを販売し、その売り上げの全額を寄付。また、節電に考慮して開催時間を夕方からに変更した。さらに桟敷席も復活。世相に即した魅力あるイベントへと変化させた。「皆が笑顔になれるのはもちろん、大和駅周辺の活性化にもつながってくれれば」と笑顔を見せる。
○…小田原生まれの大和育ち。新橋通りで商売をしていたため、25歳の時に第1回の阿波おどりに新橋連の踊り手として参加した。その後、「上手い踊り手の多い新橋連ではスターになれない」と考え、自称「落ちこぼれ」を集めて田吾作連を設立。現在も同連に所属中だ。42歳で新橋通り商店会の会長に就任してからは、運営側としてイベントを支える立場に。ただ、「踊りが上手かったら連長として活躍できたはず。下手だから運営にまわったんだよ」と苦笑まじりに独白する。
○…協会会長のほか、会社の代表取締役、自治会会長など多忙な日々を送る。その合間をぬって行く旅行が趣味。一昨年は奥様とトルコへ、昨年は所属する中ロータリークラブでカナダへ飛んだ。これまでに海外へは30回以上、国内では「足を踏み入れていない場所はない」と豪語する。また、気が付くと車でどこかへ向かってしまうとか。「旨い寿司が食べたくなったら焼津まで行ったり、温泉に入りたくなったら山梨まで出かけたりしてる」と笑う。
○…阿波おどりの主役はあくまでも踊り子。「いくら良い組織があっても、やはり裏方。楽しそうに踊る姿が見られれば観客の皆さんも楽しいだろうし、我々も嬉しい」と微笑む。阿波おどりは参加しなければ損。多くの人に踊って欲しいと呼びかける。「みんなが楽しくなければ意味が無い。ニコニコできるイベントにしようぜ」。
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