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産業フェアトピックス㊤ 小法師で広げる復興支援 大和商工会議所 青年部
大和市内でおよそ3千社が加入する大和商工会議所(山崎貞雄会頭)主催の『やまと産業フェア2011』が11月5日(土)と6日(日)の2日間で開催される。期間中は大和商工会議所や大和駅前東西プロムナード、やまと公園を会場に各種イベントが開催される。
今回はその中で、会員64人の大和商工会議所青年部(宮東弘文会長)の活動に注目した。
3月の東日本大震災以降、被災地に支援物資を届けてきた青年部では今年の産業フェアで東北復興支援を前面に出し、『起き上がりこぼし』と『YEG東北物産展』をテーマにした。
福島県会津地方に古くから伝わる郷土玩具『起き上がり小法師』は、何度倒しても起き上がる事から「七転び八起き」の意味があり、「無病息災」や「家内安全」「子孫繁栄」の願いを込めて、家族の人数より1個多く作る習慣があるという。
青年部では絵付け前の小法師を会津から約1200個仕入れ、イベント当日の2日間で「絵付け教室」(各400個)をプロムナード西側の特設テントで10時から16時まで開催。参加料として100円を募り、収益を会津若松商工会議所青年部に寄託。地域復興の経済活動に役立ててもらう。
さらに鶴間中、渋谷中、引地台中、つきみ野中の美術部に協力を得て「起き上がり小法師アート」を使った復興支援の作品を製作している。この作品は当日の会場でお披露目される。
青年部ではほかにも、仙台商工会議所青年部の協力を得て仙台や石巻、気仙沼など被災地を中心とした東北の物産品を2日間にわたり販売。仕入費用は1口2千円の寄付を募り、これまでに約50万円が集まった。
10月14日にはプレイベントとして、会員11人がふかみ幼稚園を訪問。小法師の絵付けを園児に体験してもらい、来場を呼び掛けた。
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