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産業フェアトピックス 下 石巻『希望の缶詰』を販売 大和商工会議所 女性会
大和商工会議所(山崎貞雄会頭)主催の『やまと産業フェア2011』が11月5日(土)と6日(日)の2日間で開催される。期間中は大和商工会議所や大和駅前東西プロムナード、やまと公園を会場に各種イベントが開催される。
先週に続き紹介する産業フェアトピックス。今回は会員73人の大和商工会議所女性会(諸橋喜代子会長)の活動を紹介する。
産業フェア両日に大和駅西側プロムナードで、同会議所青年部とともに「東日本大震災応援フェア」を開催する女性会では、ある「缶詰」に焦点を当てた―。
その缶詰は『希望の缶詰』。宮城県石巻市に本社と工場をもつ『木の屋石巻水産』が誇る水産加工品で、ブランドさば「金華さば」のみそ煮や水煮、「鯨の大和煮」でも名を馳せている。
石巻港にある「木の屋石巻水産」は3月11日の大震災で津波に襲われ、工場は跡形もなく流され、社屋も大量の瓦礫で埋まった。
そんな中、同社の缶詰倉庫から瓦礫とヘドロの中から無数の缶詰が掘り出された。ラベルがはがれ刻印も消えたこの缶詰は、支援物資が行き届かないなか避難所に身を寄せる被災者に提供されたという。
被災後に総勢500人を超えるボランティアの手をかりて、約10万缶の缶詰が拾い集められ「希望の缶詰」として限定販売されている。
女性会では産業フェアに向けてこの「希望の缶詰」を1000個仕入れ、『金華さばみそ煮』を1個400円、中身が不明な『楽しみ3缶セット』を1000円で販売する。
また全国の商工会議所で1位の回収実績(累計約155万個)を誇る「エコキャップ」を両日の会場で回収。持参した来場者に新聞紙でできたエコ鉛筆をプレゼント。さらに間伐材を使う「エコしおり」作り(材料費50円各日200人)も実施する。
女性会ではイベントによる収益を日本商工会議所に寄託。義援金として、被災者や被災した商工業者への支援に役立ててもらう。
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