神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2011年11月25日 エリアトップへ

災害時の相互応援体制 近隣から遠方に拡大へ 大阪府松原市と相互協定

社会

公開:2011年11月25日

  • LINE
  • hatena
調印する大木市長と松原市の澤井宏文市長(左)
調印する大木市長と松原市の澤井宏文市長(左)

 大和市は17日、大阪府松原市と災害時に相互応援する協定書を交わした。松原市の澤井宏文市長が大和市役所を訪れ協定書を取り交わした。

 この協定は、東日本大震災で被災地から比較的遠方の自治体が被災地支援に大きな役割を果たしたことを教訓に、大和市から松原市に提案した。大和市では今年11月までに、県内近隣都市との相互協定を締結したため、今後は幹線道路で行き来ができる遠方の自治体にも相互協定を拡大していくことにしている。

 市危機管理課によると、遠方との締結には、【1】同一災害で同時に被災することのない位置、【2】大都市が隣接することなどの地理的共通点、【3】災害時の基幹道路でつながっている―ことなどを考慮していくという。

 今回は、関東から離れた関西圏にあり、大阪市や堺市といった政令指定都市に接している松原市に注目。大和市側から提案して締結にこぎつけた。

 松原市は、大阪市と堺市に隣接する人口12万7千人の都市。市内には西名阪自動車道や阪神高速道路松原線、中央環状線、近畿自動車道、阪和自動車道などが合流する松原ジャンクションがあり、南大阪の玄関口として発展を続けている。

 協定書では、食料や飲料水などの提供のほか、被災者を一時収容するために必要な施設の提供、職員の派遣、ボランティアのあっせんなどが盛り込まれている。

大木市長は「今回の締結は市民にとって心強いものとなる。災害時に備えるために互いの連携を深めていきたい」と語り、澤井市長は「今回は協定締結の声をかけていただきありがたい。この協定には大きな意義がある」と話していた。
 

大和版のローカルニュース最新6

キッズ向けにイベント

キッズ向けにイベント

つるカフェで5月3日

4月23日

市内3館が合同企画

市内3館が合同企画

5月12日まで

4月22日

住宅ローン借換えを学ぶ

住宅ローン借換えを学ぶ

清風で5月6日

4月20日

地域の防災リーダーに

地域の防災リーダーに

少年消防団が卒入団

4月19日

柳家喬太郎が出演

落語情報

柳家喬太郎が出演

4月20日「秦野寄席」

4月19日

住宅地、上昇率が拡大

地価公示県央地域

住宅地、上昇率が拡大

相鉄線の延伸効果が顕著に

4月19日

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook