聖セシリア女子中学校・高等学校で10日、講座「越冬隊員が見た南極の自然」が開催され、同校の生徒48人が参加した。
この講座は、科学への関心を高めようと希望者を対象に行っている「科学実験・プレゼンテーション講座」の一環として企画。
2006年から2008年にかけて「第48次南極地域観測隊」の越冬隊員として派遣された・新井直樹さんを講師に招き、南極での自然環境や生活、観測作業について講演した。
グループワークでは、実際の南極の氷が登場し、熱湯で溶かす実験が行われた。氷の中からは、数万年前に閉じ込められた空気が、勢いよくシュワシュワと音を立てて弾けた。
新井さんは、「最近では女性隊員も増え、活躍の幅を広げています。南極に興味を持ってくれたらうれしい」とエールを送っていた。
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