大和市内の小学4年生から6年生までの児童が所属する大和市少年消防団の入団式が15日、大和市保健福祉センターで開催され、消防関係者や保護者らおよそ200人が出席した。
昨年の東日本大震災による災害意識の高まりもあり、前年度より30人多い78人が入団した。内訳は男子50人、女子28人。
1993年に発足した大和市少年消防団は今年3月に、全国少年消防クラブ運営指導協議会が選ぶ「特に優良なクラブ」として全国表彰を受賞。同様の少年消防団は全国に約4900団体あるが、受賞したのは全国で19団体。2010年には卒団生から初めて市消防職員が誕生するなど、地域防災の一翼を担っている。
入団式が行われたこの日は、新団員に紺野幹夫消防長が辞令を交付。隊長の後藤理央さん(大和小6年)と副隊長の中尾龍司さん(桜丘小6年)、山本太陽さん(渋谷小6年)の3人が「火の用心に努めます」「礼儀正しくします」「自分のことは自分でします」「互いに助けあいます」など「7つの誓い」を述べた。
中学生から大学生までの卒団生で構成する指導員にも今春卒団した中学1年生12人が加わる。
大和市少年消防団に所属する子どもたちは、年間を通じて実施される各種研修や訓練、広報活動などに参加することで防火や防災に対する知識を深め、規律やマナーも身につける。
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