大和市消防本部救急救命課によると、6月18日から8月20日までの熱中症による救急搬送が47件にのぼっている。昨年同時期の62件より減少したものの、同課では「まだ暑い日が続きそうなので、引き続き注意してほしい」と話している。
47件のうち、3週間以上の入院を要する重症は2件、それ未満の入院を要する中等症が22件、入院を要しない軽症が23人。昨年1人いた熱中症による死者は8月20日時点では出ていない。
熱中症による最初の搬送があったのは6月18日。その後、7月17日の梅雨明けとともに急増し、横浜で最高気温34度を記録した7月19日には1日で5件、同じく34度を記録した8月2日には1日で6件の搬送があった。
年齢別にみると、20歳未満が5人、20代が5人、30代4人、40代4人、50代3人。約半数となる26人を60歳以上が占め、最高齢は91歳の女性だった。また、24人が屋内で熱中症になっており、そのうち15人が65歳以上の高齢者だった。
救急救命課では「節電を心がけるあまり、クーラーの使用を我慢している高齢者の方が多いようですが、室内の温度が高いときには無理をせずに活用してほしい。また、体調が悪い時にはすぐに病院に行き、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をお願いしたい」と呼びかけている。
【PR】タウンニュース政治の村
神奈川県内および東京都町田市の全政治家(首長、市町村議会議員、県議会議員、都議会議員、衆議院議員、参議院議員)約1,000人のデータが検索できます。
|
<PR>
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>