神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2012年9月28日 エリアトップへ

タウンレポート芸術文化ホール ホール規模変更に含み 9月議会で市長答弁が軟化

政治

公開:2012年9月28日

  • LINE
  • hatena

 大和市が大和駅東側第4地区再開発事業地に整備を予定している芸術文化ホールついて、席数を中規模としてきた方針を転換する可能性が浮上した。

 市が老朽化した生涯学習センターホールの代替施設として整備する芸術文化ホールは、第4地区公益施設の中核を担う施設。その規模について市は、今年2月に策定した施設基本計画で「600〜800席のメインホール」と「可動300席のサブホール」を整備するとの方針を示している。

 今年6月議会で大木市長は、計画案で示した席数について問われると、学識者や専門家でつくる基本構想検討委員会が示した平成20年の提言について、「身近な場所で良質な文化芸術を鑑賞したいと願う市民と、恵まれた舞台空間の中で活動の成果を発表したいと願う市民、双方の思いをかなえるために出されたもので重く受けとめるべき」だとした。さらに「建設費やランニングコストを考慮しても適正な規模だ」と600〜800席での整備方針を強調している。この定例会ではさらに事業を所管する幹部も「現段階で800席以上の席数の上乗せは難しい。物理的につくれないのではなく、市の方針だと、理解願いたい」と念を押す場面もあった。

検討の余地残す

 こうしたなか9月20日の市議会一般質問で、市の答弁にわずかな変化が表れた。

 昨年9月と12月、今年3月の一般質問で再三にわたり「最低でも1000席以上」と主張してきた新政クラブの小倉隆夫市議がこの日、改めて大木市長の考えをただした。

 これに対し大木市長は「ホール規模について様々な意見がある。他市の事例も参考にしながら検討を重ねる。この作業(施設の基本設計)は年内には終えたいのでホール規模についてはその中で明らかにしていく」とした。

 この答弁は中規模ホールでの整備方針を強調してきた従来の答弁とは一線を画すもので、市がホール規模について再検討する余地を残していることを示したものだといえる。

 今後、12月に固まる施設の基本設計にどう反映されるか注目が集まりそうだ。
 

大和版のトップニュース最新6

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

全国俳句大会で最高位

下鶴間在住佐藤直哉さん

全国俳句大会で最高位

3万句超、2人の選者から

4月12日

部活動の地域移行を推進

大和市

部活動の地域移行を推進

日体大と連携協定

4月12日

吉村選手が得点王

大和高女子サッカー部

吉村選手が得点王

全国選抜大会で10ゴール

4月5日

「包括支援係」を新設

複合的な福祉課題に対応

「包括支援係」を新設

4月5日

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook