大和市が17日、市内福田の引地川公園ゆとりの森で「名誉の木」表彰式と「人生の記念植樹事業」植樹祭を開催した。
「名誉の木」は、地域の移り変わりを見守り続け地域に親しまれている歴史的樹木を市民に推薦してもらうもの。樹木の所有者に「さらなる保護と育成に努める励みにしてもらおう」と実施している。
市民から推薦された18本の樹木から、職員でつくる名誉の木選考委員会が5本の樹木を選び「名誉の木」に選定した。
「人生の記念植樹事業」は一口3万円で市民などから寄付を募り、一口につきソメイヨシノ1本を寄付者が植樹するもの。この日の植樹には45組の市民が参加した。
植樹する木の横には、名前とメッセージを入れられる樹名板を立て、結婚や出産といった人生の節目の記念になり、6月から7月の募集期間に50口の募集枠がすべて埋まったという。
開式で大木市長は「名誉の木が大和のシンボルとして温かく市民を見守り、人生の記念植樹事業で植えたソメイヨシノが成長することで、新たな大和の桜の名所となることでしょう」とあいさつ。名誉の木の受賞者4組に賞状を授与した。続けて実施された植樹では、参加者が順番に、自分の記念樹にスコップで土を盛り、記念撮影をしていた。
「名誉の木」の受賞樹木は次の5本。▽深見神社のハルニレ、▽渋谷小学校のクスノキ、▽聖セシリア女子短期大学のプラタナス、▽小川家のモチノキ(上和田)、▽引地台公園のエンジュ。
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