大和市福田に住む窪田弘さん(75歳)が11月16日から19日にかけて埼玉県で開催された「第29回全日本シニアバドミントン選手権大会」に出場し、男子シングルス75歳以上の部で準優勝した。
窪田さんは55歳の時に地域のサークルに入部。70歳の時に男子ダブルスの部で全日本大会に初出場し、準優勝を飾った。以来、毎年全国大会に出場し続けてきた実力の持ち主。
「次こそ優勝」と練習に励んでいたが、今年2月に体の不調から病に倒れた。8時間の大手術と長期入院を余儀なくされ、当初は運動はおろか歩くこともままならなかったという。「今年は諦めよう」と決めた矢先、日頃の鍛錬のおかげか、医師が驚くほどの回復力を見せた。「勝とうとは思わない。せめて出場だけは」と、密かにトレーニングを続けてきたという。
試合当日は、予選を勝ち上がった16人のライバルを相手に得意のクロスカットで制し、決勝に進んだ。最後は惜しくも敗れたが見事銀メダルに輝いた。
窪田さんは「心配をかけ続けた妻に感謝の気持ちを伝えたい。体力が持つ限り、出場し続けたい」と話している。
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