調理器具から欠落した部品が給食に混入した問題を受けて、大和市議会文教市民経済常任委員会(平田純治委員長)の委員7人が29日、福田にある南部学校給食共同調理場を「非公式」(議会事務局)に視察した。
委員全員での視察には教育部長と保健給食課長、調理場長の3人が対応。4月17日と5月8日に起こった南部調理場での異物混入騒ぎの経緯や原因、対策などについて意見が交わされた。
委員からはオーブンの耐熱ガラス交換直後に起こった部品欠落騒ぎに質疑が集中。「根本的な原因はわからないまま」「調理業者よりも調理器具をメンテナンスした業者に問題がある」「危機管理の意識も高めてほしい」などとの指摘に市教委側は「機器の交換も含めて市の責任で管理している。今まで以上に現場の声を聴き二人三脚で安全な給食を提供したい」などと話した。
ほかにも「関係者を処分する、とした5月8日の教育長コメントが他人事のように聞こえる。自らの責任をどう認識しているのか」と、滝澤正教育長の責任を指摘する声もあった。
視察には平田純治氏、山田己智恵氏、宮応扶美子氏、中村一夫氏、桝田和広氏、佐藤正紀氏、町田零二氏の7人が参加した。
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