寄 稿 全中学校に大型製氷機を 民主党 大和市議会議員 古谷田(こやた) 力
熱中症対策に
ようやく秋の気配が色濃くなってきましたが、今年の夏は猛暑でした。大和市でも8月11日に最高気温38度1分を観測しました。熱中症による救急搬送数は昨年の2倍以上、中でも20代未満は昨年の約5倍になっています。そこで私は全中学校への大型製氷機の設置を市に提案しています。
熱中症の応急処置は、涼しい場所に寝かせて水分と塩分を補給し、頸部やワキの下など大きな血管を氷で冷やすのが重要になります。現在も市立中学校には製氷機が設置されていますが、10kg〜20kgで、熱中症予防対策としては小さすぎます。
また、学生のみではありません。大和市では市立中学校はすべて指定避難場所になっています。もし、夏季に災害が発生した場合の体育館での避難生活を想像してみてください。猛暑日にクーラーのない場所で過ごすことを。私はこれまでに何度も被災地を訪れ、実際に避難生活を送っている人にも会ってきました。生活環境は本当に大切です。そこで、製氷機があることで救える命も出てくるかもしれません。私は経験上から一日に230kg作れる製氷機を導入することを強く要望いたします。大和市がいち早く熱中症に対応し、大和市立中学校9校に導入したなら、全国でも「大和モデル」として認知されるのではないでしょうか。
大和スポーツセンターにも熱中症対策を
さらに、夏季の大和スポーツセンターは非常に暑く、市民の皆さまに我慢を強いている状況です。神奈川県下19市の中で、クーラーがついていないのは大和市を含め4市のみです。近隣では、座間市では最初から、綾瀬市、海老名市は後付けで設置されました。クーラー設置は、使用する団体からも強い要望が出ております。もちろん、災害時には緊急避難場所としても活用されます。熱中症予防、熱中症対策の観点からも、スポーツセンターへのクーラー設置と競技場への大型製氷機の設置を、市に要望し続けていきます。
■古谷田力事務所
大和市上草柳7の10の29
【電話】046・261・7518
古谷田力事務所
大和市上草柳7-10-29
TEL:046-261-7518
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