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食欲と運動不足、体重増加に要注意 糖尿病・内分泌内科 秋から冬に悪くなる糖尿病 田中内科クリニック 田中啓司院長
秋から冬にかけて悪化することが多いという「糖尿病」。糖尿病を専門とする「田中内科クリニック」の田中院長に話を聞いた。
「食欲の秋は糖尿病の方にとって注意が必要な季節です。特に果物を食べ過ぎて血糖値が上昇し、今まで正常値だった人でも糖尿病に足を踏み入れる人が多い」という。
中でも柿やみかんは、糖質が高く、食べ過ぎは禁物。「朝食や昼食の時など日中体を動かしている時に果物を食べるのはまだいいですが、夕食後に食べると果糖は体にたまるので気を付けて下さい」と田中院長。
また、食事の面では夜の9時以降にガッツリ夕食を食べてしまう人が多く、体重増加や血糖値の上昇につながる。寒さなどによる運動不足も、悪化の原因のひとつ。体重増加を防ぐためにも、適度な運動が大切だという。
早期発見が大切
糖尿病は進行しても自覚症状がなく、長い時間をかけて腎症や網膜症、神経障害などを引き起こす病気。「血糖値が高め」と言われたり、血縁者に糖尿病の方がいる場合は、糖尿病予備軍の可能性も。糖尿病検査は1分で結果がでるので早めの受診を。
インフルエンザの予防接種も予約受付中。
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