愛らしいオリジナルキャラクターが社会を癒している。インターネットによる人気投票も盛り上がりを見せ、キャラクターを所有する自治体などがプロモーションを積極展開している。この正月の催事でも、何かのキャラクターを目にするのではないだろうか。
大人も子どもも楽しめるサブカルチャーとして浸透するキャラクターだが、その役割や目的について論じられることは少ない。
12月の大和市議会定例会では、日ごろからヤマトン愛を公言している市議が次のような指摘を行政側に投げかけた。
「市民の税金を使ってやっている以上、何もかもゆるくて良いわけではない」
確かにそのとおりである。
そもそも大和市には平成4年に制定した「もっく」「かのん」「みずべー」「こころん」なる「マスコットキャラクター」がいる。この4体は今でもひそかにその役割を果たしている。
一方で、泉の森に棲む、とされるヤマトンは、神奈川県が制作し、黒岩知事も踊った動画『恋するフォーチュンクッキー神奈川Ver.』にも出演し、「ゆるキャラグランプリ」では1580体中50位の活躍をみせた。
しかしこの出演や順位に、それ以上の価値を見出す必要がある。これが「何もかもゆるくて良いわけではない」という指摘への答えではないだろうか。
2014年、ヤマトンはどこへ向かうのか。昨年10月に『ヤマトンニュース』を発行した本紙としても真剣に考えていきたい。
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