日本記録保持者らが講師に 初の「キッズスポーツフェスタ」
大和市は25日、トップレベルの競技経験者や専門の指導者を招き、小学生を直接指導してもらう「キッズスポーツフェスタ」を大和スポーツセンターで初めて開催した。
このイベントは、小学生にスポーツを体験する機会を創り出し、スポーツへの関心を高めてもらうことが目的。今回は、「かけっこ」「サッカー」のほか、安全に楽しめる簡易版ゴルフともいえる「スナッグゴルフ」の3種目が実施され、事前に申し込みのあった市内在住・在学の小学生100人が参加した。
かけっこ教室の講師は、200mハードルの日本記録保持者の秋本真吾氏。秋本氏は「背中をまっすぐに」「目線は常にゴールへ向けて」といった速く走るためのコツを熱心に指導。自らハードルの実演を見せると、子ども達からは驚きの声があがっていた。
サッカー教室の講師は、元なでしこジャパンの四方菜穂さんや小野寺志保さんら。基本的なボールタッチなどの練習を行った後はミニゲームを実施し、参加者と一緒にボールを追いかけた。スナッグゴルフでは日本女子プロゴルフ協会認定の公認ジュニアコーチ3人が講師。初めて体験する参加者が多く、クラブの持ち方からまっすぐ飛ばす方法などを熱心に講師に質問していた。
継続も検討
主管した大和市スポーツ課によれば、今回の豪華な講師陣は小野寺さんをはじめとする同課職員の人脈により実現したもの。学校などを通じて参加者を呼びかけたところ、申し込み開始日の昼過ぎには定員に達する人気だったという。
同課では「想定外の申し込みがあり驚いた。次回の開催は未定だが、参加者からも『楽しかった』との声を多くいただいているので、継続していくことを考えていきたい」としている。
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