大和市消防救助隊員 関東地区大会に出場 「障害突破」で県1位に
県内25市町村674人の消防職員が救助技術の速さと正確さを競った「第39回神奈川県消防救助技術指導会」が18日に厚木市の神奈川県消防学校で行われ、大和市消防が「障害突破」などで好成績を収めた。
この指導会は陸上の部と水上の部、各7種目で消防救助技術を競い、上部大会への出場を目指す大会。
大和市消防は、陸上の部「障害突破」「はしご登はん」「ほふく救出」「引揚救助」の4種目に出場。「障害突破」で1位、「はしご登はん」で2位となった。
1位となった「障害突破」は1チーム5人の隊員が緊密な連携を取りながら、「乗り越える」「登る」「渡る」「降りる」「濃煙を通過する」の5つの障害を突破する競技。大和市消防からは蛭田修司消防副士長、星崎達也消防副士長、長島澄海消防副士長、後藤拓也消防士、橋口隆成消防士の5人が出場。16チーム中、1位のタイムでゴールした。
「はしご登はん」は、1人の隊員が自己確保の命綱を結索した後、垂直に固定された15mのはしごを登はんする競技。災害建物への進入など消防活動の基本となる訓練となっている。大和市消防からは當間翔太消防士が出場。1位と0・2秒差で惜しくも2位となった。
「障害突破」に出場した職員は、7月31日に千葉県消防学校で開催される「第43回消防救助技術関東地区指導会」に出場する。そこで7位以内に入ると、「第43回全国消防救助技術大会」へ出場できる。
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