ビール缶の風車できたよ ひょうたん型など4種類
市内福田在住の柳川清春さん(74)が大中小など4種類のビールの空き缶で制作した風車が次々に完成し、地域の話題になっている。元大工の柳川さんはものづくりが好きで、これまでも「バランストンボ」など様々な手づくり品を制作しているという。
昼間にたまたまNHKの番組「初夏の東海道自然歩道をゆく」(6月12日放映)を見ていた夫人のマキコさん。約300個のビール缶が軒先にぶらさがっているシーンを見ておもわず清春さんに声をかけた。清春さんがその時テレビを見たのは1、2分ぐらいだったという。「面白い、自分も作ってみよう」と思いついた清春さんは、マキコさんと一緒に、数日後には自家用車に乗り静岡県の撮影地の家を訪ねた。
「情報が少なく調べるのに時間がかかりました」とにこやかに話してくれる夫妻。360mlビール缶の風車を作っていた人は82歳で同じ大工職人だった。作り方の詳細は聞けなかったが、清春さんは一つもらったビール缶風車をヒントに設計図を描き、試作品を作りだした。アルミ缶にカッターで15、16カ所の斜めの切れ目を入れて作り出す風車は、一つ作るのに4、5個のカッターの刃を使うという。清春さんは独自のアイデアで違うサイズの缶にも挑戦し、ひょうたん型なども作り出した。缶の風車はつくりだめをし、秋田の竿燈をイメージしたものに仕上げ、市老連の9月の作品展に出品する予定だ。
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