約1万人の米国籍の軍人や家族などが滞在する厚木基地と周辺の民間会社との商取引を促進させるマッチング事業が、大和商工会議所など3機関の連携で始まった。初の事業説明会の定員枠がすぐに埋まるなど、自社の販路拡大に向け、幅広い分野の地元企業や商店が関心を寄せている。
『厚木基地とのビジネスマッチング』と銘打たれた事業は、大和商工会議所、藤沢商工会議所、綾瀬市商工会の3機関が連携して行うもので、同様の事業は米海軍基地のある横須賀商工会議所や佐世保商工会議所ですでに実施されている。
11月18日に大和市渋谷学習センター多目的ホールで開かれた事業説明会には3機関の会員ら約150人が参加した。在日米海軍厚木航空施設、施設部技術契約課との取引や、海上自衛隊との契約業務についての講演に続き、マッチング事業のシステム内容が紹介された。
専用ホームページ開設
主催者挨拶に立った藤沢商工会議所の齋藤美之さんは「米海軍とのビジネスでは文書がすべて英語であり、言葉の壁などがネックになっていた。今後、産業面においても地産地消を推進していきたい」と意欲を示す。3機関では取引の流れを紹介する専用ホームページ(shttp://nafbm.com/「厚木基地とのビジネスマッチング」検索)を開設。登録会員(入会金なし、年会費1万円/3機関の会員対象)になると、【1】入札情報をウェブサイトで確認できる【2】入札のサポートを受けられる【3】地元企業として米軍に紹介される【4】各種登録手続きのサポート(有料)が受けられる【5】翻訳・通訳サービス(有料)を受けられる―のサポートが得られる。
問合せは大和商工会議所経営支援チーム【電話】046・263・9112へ。
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