ボーイスカウト日本連盟が全国で展開する折鶴キャラバン
公益財団法人ボーイスカウト日本連盟が今年７月から８月にかけて行われる世界スカウトジャンボリーと広島平和記念式典に向けて、47都道府県で実施している「全国ＯＲＩＺＵＲＵキャラバン」。その神奈川県会場に下鶴間のイオンモール大和が選ばれ、５月23日に開催される。
「全国ＯＲＩＺＵＲＵキャラバン」は、世界中のスカウトが４年に１度集まる世界最大級の国際キャンプ大会「世界スカウトジャンボリー（ＷＳＪ）」が今年７月28日から８月８日まで、44年振りに日本の山口県で開催されることを記念し、ボーイスカウト日本連盟が４月から６月にかけて日本全国で実施している。
会場は、イオンモールを中心に47都道府県各１カ所が設定され、ボーイスカウトについての説明や活動体験、ＷＳＪの紹介などが行われる。また、ＷＳＪ開催期間中の８月６日には、会場である山口県に隣接する広島県広島市で平和記念式典が開催されることから、キャラバン各会場で来場者に平和の象徴である折り鶴を折ってもらい、千羽鶴を作成。ＷＳＪに参加しているスカウトの各国代表者が式典に参加し、日本中から集まった千羽鶴を納める。
場所はイオンモール
キャンペーンのうち、神奈川県会場にはイオンモール大和が選ばれた。イベントを担当する神奈川連盟県央地区によると、選定はイオン（株）と連盟との話し合いで決まり、４月に会場のある県央地区に連絡があったという。イオンモール大和が選ばれた理由を、県央地区の担当者は「会場が広く、イベント実施に適していたからではないか」と話す。
５月23日開催
神奈川県でのＯＲＩＺＵＲＵキャラバンは５月23日の午前10時から午後４時まで、モール１階のライトコートで開催される。
当日は、誰でも入場可。会場では、折り鶴を作るブースのほか、ＷＳＪやボーイスカウトの活動をパネルや映像などで紹介。また、実際に使用しているテントを見学できるコーナーや、国旗と国名を一致させるクイズ、結び方を学びロープや紐でトンボの形を作る教室、被災地ネパールへの募金活動などが行われる。
松島昭実行委員長は「ほかの都道府県にも負けないよう、頑張っていきたい」と意気込みを語った。
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