7月25日からアメリカ合衆国・ロサンゼルスで開催される、「スペシャルオリンピックス夏季世界大会」。そのバスケットボール・ユニファイドスポーツ日本代表チームのヘッドコーチを、福田在住の志岐昭学さん(43)が務めている。
「スペシャルオリンピックス」(SO)は、知的障がいがある人のスポーツを通じた社会参加を応援するために、オリンピックと同じく4年に1度、世界大会を夏季と冬季に開催している。今大会には、177の国と地域から約1万人の選手団が集結。118人の日本選手団は昨年の国内大会に参加した、47都道府県1568選手の中から選抜された。
その中のバスケットボール・ユニファイドスポーツ部門は、年齢・競技能力が同程度の、知的障がいのある人(アスリート)と知的障がいのない人(パートナー)がチームを組みプレーを行うというもの。1月の代表選考会合宿で、アスリート6人、パートナー4人の出場選手が選ばれている。
障がい者理解深める契機に
志岐さんは会社員として勤務する傍ら、バスケットボールのクラブチームに所属、プレイヤーを続けながらコーチとしても活動している。以前から社会福祉に関心を持っていたこともあり、3年前にユニファイドスポーツのボランティア募集を見つけ、コーチを引き受けた。
本大会について志岐さんは「チームのスローガンは『常笑 常勝』。世界一素敵なチームを目標に、最高の笑顔と日本人らしい礼節をもって大会に臨みたい。多くの人にスペシャルオリンピックスを知ってもらい、障がい者理解を深めてほしい」と話した。
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