大和市の高座渋谷商店会(石井敬一会長)と大和法人会渋谷支部(保田嘉雄支部長)が共催し、夏休みに「手づくりあんどん(行灯)を作って、東京渋谷のお祭りに飾ろう」と地元の小学生などに呼びかけている。
鎌倉時代、相模の国渋谷の庄(現在の大和市、藤沢市、綾瀬市)を治めていた武将が渋谷重国(しぶや・しげくに)。重国は渋谷氏宗家の始まりとされており、後に渋谷氏の分家が日本各地へと移り住んだ。その一つが東京渋谷を治めたとされている。「渋谷」つながりで高座渋谷商店会らが、東京・渋谷の氏神様である金王八幡宮の秋の例大祭(9月19日・20日予定/14日式典)で手づくりあんどんを飾ろうというもの。
きっかけになったのは、郷土史家の大津嘉久さんが講師になり、5月に高座渋谷駅周辺で催された「渋谷重国の館跡を訪ねて」という歴史散歩。この会に金王八幡宮の田所克敏宮司らが参加したことから、歴史的なつながりが後押しするかたちで交流機運が生まれた。
親子でいっしょにあんどんを作ろう
約1万人が訪れるという例大祭の境内には渋谷の小学生らが製作した個性豊かなあんどんが飾られ、そこに大和でつくった約100個のあんどんが加わり賑わいを添える。手作りあんどんは紙のキットを組み立てて作るもので、自由に絵や名前なども描ける。
あんどん製作は【1】事前にキットを受け取り、自宅で作り9月5日(土)までに「渋谷の庄・重国庵」に届ける。【2】9月5日(土)午後1時30分から、重国庵で製作する(のり、カラーペンなど持参)、の2通りある。無料。
参加希望者は高座渋谷商店会・あんどん製作係(大津商店「渋谷の庄・重国庵」)
【電話】046・267・1040へ。8月15日締切り。
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