大和スポーツセンター陸上競技場(同スポーツセンター内)が、改修工事のため10月1日(木)から来年3月31日(木)まで閉場することになった。
市運営の同競技場は1990年3月に竣工、以来年間10万人を超える利用者が市内外から訪れており、女子サッカーの試合なども行われている。利用者が多いためトラックなどの消耗が激しく、2004年から一部改修を行ってきたが、今回はトラックすべての張り替え、線路ぎわにあるネットのかさ上げを行う。このような大掛かりな改修は、今回が初めてとなる。
避難場所での使用も中止
この競技場は広域避難場所に指定されており約8000人を収容できるが、改修に伴い期間中は避難場所としても使用できなくなる。
広域避難場所は、災害時に火災の延焼やふく射熱、煙から逃れるための場所。地震などの災害が起きた際には、まず近くの公園や広場など各自治会が指定する一時避難場所に避難し、一時避難場所に火災の危機が迫った場合などには、自治会ごとにまとまり広域避難場所へと移動する。
備蓄や設備が整っている避難生活施設とは異なり、広域避難場所は一時的な避難場所。災害が起こった際に必ず行く場所ではないため、基本的に食糧や水は備蓄されていない。
改修中は、泉の森・ふれあいの森、大和東小学校・大和東高校、横浜銀行大和総合グラウンドなど、近隣の広域避難場所を利用することになる。市内では広域避難場所は13か所指定されており、避難場所は市のホームページや市で配布している「わが家の防災マップ」などで確認できる。
危機管理課の職員は「避難場所は決められているが、災害発生時には火の手の上がっていないところに逃げることを優先してほしい。臨機応変に判断してもらいたい」と話している。
広域避難場所については危機管理課【電話】046・260・5728、改修についてはスポーツ課【電話】046・260・5762が担当部署となっている。
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