大和商工会議所の飲食業部会(石川健次部会長)はこのほど、市内の飲食店などの情報をまとめた「やまと飲食店ガイドブック」を発行した。部会に所属する飲食店約300店舗の情報のほか、各地の主な行事や見どころなども載っており、街歩きにも役立つようになっている。
今回発行されたガイドブックは、鮮やかな黄色の表紙で、A5サイズの38ページ。当初は情報量や写真映えなどを考慮し、雑誌などと同じサイズも検討されたが、女性のバッグにも入り、手に持ちながら街中を歩けるようにという観点から、このサイズに決まった。
ガイドブックでは、市内を中央林間・つきみ野、南林間・鶴間、大和・相模大塚、桜ヶ丘・高座渋谷の4エリアに分けて掲載。それぞれの地域の飲食店をマップや写真なども使いながら紹介している。そのほかにも、各地域で行われている伝統行事や祭り、イベント、公園などの施設についてもまとめられている。
きっかけはプレミアム商品券
商工会議所によると、このようなガイドブックを作ったのは、10年以上振りだという。
冊子の製作は数年前から何度か話が出ていたものの、製作費用を賄うためには有料広告を一定数以上集める必要があるなどの理由から、話が出ては立ち消えとなっていた。
そのような状況のなか、今回発行に至ったのは、プレミアム商品券の発売が大きかった。商品券を使ってもらう対象として、飲食店もアピールが必要という方向で話が進み、今年の春ごろから具体的な検討を開始。当初は、商品券の販売が開始される9月を目標としていたが、10月末の発行となった。
発行部数は1万部。すでに11月7、8日に開催された「やまと産業フェア」なでも配布された。そのほかにも観光協会や商工会議所、コミュニティセンターや学習センターなどの市内公共施設などでも入手することができる。
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