1月の季節の風物詩であるどんど焼き。市内各地でも今年、様々な形で地域の「伝統行事」が行われた。
上草柳地区
上草柳地区社会福祉協議会(二見富春会長)を中心とした実行委員会が、泉の森しらかし広場で1月11日に実施した「ふれあいどんど焼き」。祭りには、地域住民や子どもたちなど、約4千人が参加した。
今年で24回を数え、昔ながらの伝統の継承や、地域住民の親睦促進などにつながっている。
当日、会場で振る舞われたのは、紅白の団子4千個や、1200杯分のしるこ、甘酒500杯など。この日のために、地域の民生委員、児童委員、青少年指導員、子供会、自治会のメンバーなどが、前日の朝からコミュニティセンターに集まり、1日がかりでどんど焼きの準備に取り組んだ。
宮久保自治会
宮久保自治会(近藤憲之会長)では恒例の「どんど焼き」を1月14日に宮久保2号公園で開催した。宮久保クラブ、宮久保子ども会が協賛。今年はじめて地域防災などで交流を深めている近隣の相鉄上和田第一自治会と相鉄上和田第一子ども会も協賛し参加した。
同地区のどんど焼きは、1年の無病息災や五穀豊穣、学問成就を願うもので、昔からの伝統行事。準備段階では団子を刺す「三つ又枝」作りからはじまり、前日には自治会館に本部役員や女性班長、子ども会役員、子どもたちが集まり、約270個の団子をつくった。
どんど焼きは午後3時半から始まり、しめ縄などの正月飾りのお焚き上げも行われた。子どもたちは手に三つ又の枝を持ち、団子を火に近づけて、地域の伝統行事に親しんでいた。
相鉄上和田第一自治会から参加した男性は、「どんど焼きは50年ぶり。盛大で素晴らしいですね」と話した。
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