大和市在住で、JICA(独立行政法人国際協力機構)の「青年海外協力隊平成27年度4次隊」のメンバーとしてルワンダ共和国へ赴く井上理恵(のりえ)さんが3月18日、大和市役所を訪問。大木哲市長に海外赴任を報告した。
井上さんは、現在39歳。大学時代に南太平洋を船で巡り、民族紛争中の地域などを訪れ、厳しい生活をしている人たちを目の当たりにした。大学卒業後、ホテルに勤務していたが、大学時代の海外での経験から、発展途上国でボランティア活動をしたいという気持ちが強くなり、今回の応募となった。
赴任するルワンダ共和国では、カヨンザ職業訓練校に配属。これまでの勤務経験を活かし、同校のホテルコースで、カスタマーケアの授業を担当する予定となっている。派遣期間は今年の3月22日から2018年3月21日までの2年間。
大木市長は「現地での生活は大変なことも多いと思いますが、それ以上のやりがいを得られると思う。笑顔で頑張ってきてください」と激励の言葉を述べた。
市長の言葉を受けてあいさつした井上さんは、「いずれアフリカへ行き、ボランティア活動をしたいと考えていました。現地では精一杯努力していきたいです」と話した。
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