大和市消防本部(萩野谷公一消防長)は4月16日、大和警察署(池田光夫署長)の署員を対象とした救命講習会を署内で実施した。
この講習は、消防本部の呼びかけに同署が応じる形で実現。当日は、5月26日、27日に開催される伊勢志摩サミットに出向する署員を中心に46人が参加した。受講者は心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用法などについて、実技を交え3時間学んだ。
同警察署員を対象とした救命講習会は、2013年度以来2度目。前回は1時間程度の簡単なものだったが、今回の講習は国が定めたカリキュラムに則ったもので、県内警察署でも実施の前例は非常に少ないという。受講者には講習後に修了証が渡された。
消防本部救急救命課の藤田孝行課長は、「現場に先着するのは警察官。今後も大和警察署と連携し、今回と同様の救命講習を実施していきたい」と話した。
なお、AEDは同署のパトカーや全ての交番内に設置されている。
|
|
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>