四季折々の草花が通行する人々の目を楽しませてきた、大和駅東側プロムナードの花壇。このたびプロムナードの道路拡張整備のため花壇を含む植栽帯がすべて撤去されることとなり、8月7日にはガーデニングプロジェクトメンバーらによる花壇の片づけ作業が行われた。市民からは惜しむ声も上がっている。
プロムナードの花壇づくりは、2011年に市イベント観光協会(星野俊江事務局長)の呼びかけで「プロムナードガーデニングプロジェクト」としてスタート。殺風景だった場所に年間を通じて草花が咲く花壇を作ろうと、市民や地元企業約30団体が参加。市内在住でガーデンデザイナーの金井良一・みさき夫妻からアドバイスを受けながら、草花の植え付けや飾り付け、剪定などの管理を行い各々個性あふれる花壇づくりに励んできた。ハロウィーンやクリスマスの時期にはイルミネーションで、夜の通りを美しく彩った。
惜しむ声も
8月7日に行われた花壇の片づけには、プロジェクトメンバーら約60人が参加。撤去した花は各自持ち帰ったり、通行者に配るなどした。通りかかった人からは「きれいだったのに残念」と惜しむ声も。
星野事務局長は「ビフォーアフタービフォーで、5年前にタイムスリップした感じ。この取り組みは金井さんのご指導や多くの方の力を借りてできたこと」とコメント。5年間講師を務めた金井良一さんは「毎日誰かしら来て、参加者は進んで花を世話していた。チームごとにドラマがありました」と語った。参加者のひとりで、市内で造園業を営む金子欣平さんは「市民が協力して作り上げるものの見本でした」と話した。
|
|
<PR>
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>