台風9号が関東地方を直撃した8月22日、大和市内では市内を流れる引地川、境川で水位が上昇し、福田や代官、深見、上和田の一部に避難準備情報が発令された。自主的に避難する住民のために、6カ所で避難所が開設されたほか、床下浸水の被害が出た。
関東地方に向かっていた台風9号は22日午後0時30分ごろ、千葉県館山市付近に上陸。大和市内でも22日未明から、台風の影響が出始め、強い風と雨に見舞われた。
大和市は午前7時に、井上昇副市長を本部長とする市災害警戒本部を設置。市内のパトロールを実施するなど、警戒態勢を強めた。
午前10時には引地川の八幡橋と大山橋付近の水位が避難判断水位に達したとして、河川周辺の福田地区、福田5丁目、6丁目、代官1丁目のそれぞれ一部に、避難準備情報を発令。また午後0時30分には、境川周辺の深見地区と上和田地区の一部にも、避難準備情報が発令された。
市では、自主的に避難する住民のために、深見、桜丘、西鶴間の3小学校と、ゆとりの森仲良しプラザ、下福田中学校、桜丘学習センターの計6カ所に避難所を開設するなど、様々な対応に追われた。
台風が通過し、雨も止んだ午後5時15分で市災害警戒本部は廃止となり、避難所も閉鎖。期間中、避難所には6世帯12人が自主避難したほか、市内では床下浸水1件が発生した。
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