大和市立光丘中学校のグラウンドにそびえ立ち、半世紀にわたって生徒たちを見守ってきたヒマラヤスギ。このヒマラヤスギが12月3日、PTAや同窓会、自治会、地域団体、学校などの協力で初めてライトアップされ、美しい姿を披露した。
ライトアップを企画したのは、同窓会や地域団体のほか、同校と校区内4小学校のPTA、自治会など16団体で構成される「光中地区家庭・地域教育活性化会議」などで組織された光中ヒマラヤスギプロジェクト推進委員会(岡本忠代表)。
当日はライトアップを前に、校舎内で式典を実施。生徒や保護者、関係者らが出席する中、同校吹奏楽部による演奏や、光丘中卒業生で推進委員会のメンバーでもある「ひろ。」さんが作詞作曲した『大きなヒマラヤスギの歌』の歌唱なども行われた。
その後、出席者らはグラウンドに移動。時間ごとにライトの色が変化していくヒマラヤスギを見上げ、その様子をカメラに収めた。
このヒマラヤスギは創立4年目の1963年、PTA会員の1人が学校に寄贈したもの。それから50年以上にわたり同校のシンボルとして、子どもたちを見守り続けてきた。しかし5年前の校舎建て替えの際、伐採計画が浮上。卒業生などを中心にヒマラヤスギを残そうという声が上がり、伐採を免れた。
この出来事をきっかけに、このヒマラヤスギを中心に何か活動ができないかという話が持ち上がり、今回の計画に至った。プロジェクトでは今後も、いろいろな企画を考えていくという。
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