「ねんりんピック長崎2016」が長崎県で先頃開催され、佐世保市が会場となった太極拳の試合で神奈川県代表として出場した大和のチームが全国63チーム中、3位入賞を果たした。メンバーらは来年2月の大和市太極拳協会25周年記念フェスで演舞を披露する。
メンバーは大和市在住の大野麻美さん(66)、延原登美子さん(62)、天野光さん(68)、齋藤明子さん(64)、佐藤明さん(67)、桑原信一さん(64)の6人。太極拳指導者の大野さんが一昨年に、60歳以上を中心にした健康と福祉の祭典「全国健康福祉祭」(愛称:ねんりんピック)に出場しようと決意。知り合いの講師や選手たちに声をかけたのがチーム結成のきっかけ。太極拳歴は12年から30年というベテランたちだ。チーム名は静と閃光をイメージした「サイレントフラッシュ」にした。
ねんりんピックに出場するには、県代表になり、選手団の一員になる必要がある。メンバーらは昨年、県予選を制して初出場したが、惜しくも4位で表彰台を逃していた。
93時間の練習
「今年こそ表彰台に上りたかった」と話すのは、監督を務める大野さん。今年の演舞の曲目はスーザンボイルのボーカル曲にし、平面や丸、三角形を頭に浮かべながら振付けを行った。3月に県代表が決まると、週に一度、計93時間の練習をこなして本番に臨んだ。
結果は10点満点中9・050の高得点で3位。念願の表彰台はもとより「皆で練習をした過程が何より楽しかった」と口々に語る。
市太極拳協会には現在23チーム、500人の会員が所属する。県内でも大和は太極拳人口が多いという。6人の選手たちは、2月19日にシリウスで催される協会25周年記念フェスティバルで入賞演舞を披露する。
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