大和警察署によると2016(平成28)年の大和市内の交通事故および刑法犯罪件数が減少していることが分かった。特に交通事故は15年連続で減少しており、反面、高齢者の占める割合が増している現状が如実になった。
大和市と綾瀬市を合わせた大和警察署管内の交通事故件数は、前年対比10件減の1066件。大和市に限ると21件減の784件だった。
大和市内の交通事故件数は、15年連続で減少。負傷者数も903人(前年比53人減)で、件数同様に減少傾向。事故件数・負傷者数ともに10年前に比べほぼ半減している。昨年の死亡事故は、9月2日に普通乗用車と歩行者が衝突した事故の1件(前年比6減)だった。
事故件数が減少する一方で、高齢者が事故に占める割合は増加した。昨年は250件で、前年比53件増。事故全体に占める高齢者事故の割合が3割を超えた。
振り込め詐欺は前年比倍増
犯罪件数も、大和市内は2364件で、前年比26件減だった(大和署管内では前年対比19件増)。
ほぼすべての犯罪種別で減少する中=左表参照=、詐欺は119件と前年比42件の大幅に増加。詐欺のうち振り込め詐欺は53件で前年(30件)に比べほぼ倍増。被害金額も同署管内で約1億3千万円だった。大和警察署によると、詐欺の傾向としては、いわゆる「オレオレ詐欺」が6割を占めた。大和署では「電話で現金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑い、まずは警察に相談を」と注意を呼び掛けている。
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