大和市文化創造拠点シリウスの来館者数が、開館から135日目にあたる3月17日に100万人を超えた。当日は記念式典が行われ、100万人目の来場者に記念品が贈呈された。
「嬉しい誤算」
昨年11月3日に大和駅東側にオープンした文化創造拠点シリウスは、大和市立図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などから構成される文化複合施設。
記念すべき100万人目の来館者となったのは、はじめて同拠点を訪れた藤沢市在住の甘粕晃夫さん(34歳)、千佳子さん(33歳)、一晴ちゃん(9カ月)の家族3人。1階のエントランスで行われた記念式典(同拠点指定管理者やまとみらい主催)では、大木哲市長から、芸術文化ホールで行われる公演のペア招待券やラウンジの利用券など、館内にちなんだ記念品が贈呈された。
甘粕さんは「子どもが遊べる場所をインターネットで検索してシリウスを知り来館した。これから何十回と足を運びたい」と話した。
大木市長は「これだけ多くの人に来館してもらえるとは正直思っておらず、嬉しい誤算。既存の図書館とは異なり、会話もできて『居場所』になるというコンセプトが受け入れられたのではないか」と述べた。
シリウスへの来館者数はオープン当初から堅調に推移。年間目標来館者数を150万人に設定しているが、今年1月7日には来館者が50万人を超えていた。
出入口の装置で計測
来館者の算出は、蔵書の不正持出防止のため出入口の5カ所に設置されている検知装置を利用。入場か退場かまでを区別してカウントできないため、総数を半分に割って「来館者数」としている。また顔認識などではないため、仮に同一人物が短時間に何度も出入りしても、そのたびに来館者としてカウントされる。
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