バドミントンの世界大会「ワールドモーニングカップバドミントンチャンピオンシップス」が、4月7日から9日まで台湾で開催された。この大会に深見在住の中丸節子さん(82)が出場。年齢別の男女混合ダブルスでは3連覇し、女子シングルス80歳以上の部門でも初優勝した。
46回目を迎えた同大会は、誰でも参加できることから、今回は世界16カ国から3500人が集結した。
男女混合ダブルスでは、一昨年、昨年とペアを組み優勝した北海道在住の東健治さん(85)と、ペアの年齢の合計が160歳以上の部門に出場。この部門では4ペアがエントリーし、中丸さんペアは1試合も落とさず完全優勝した。中丸さんは強さの理由について「東さんとは、お互い好きにプレーできているのが良いと思う。年々呼吸も合ってきている」と話した。
女子シングル80歳以上の部では3人がエントリー。中丸さんが所属している大和のバドミントンクラブ「さくら」ではダブルスしか練習していないため、不安も多かった。コートに立ったときは、緊張でラケットを持っている手が震えたという。しかし得点を重ねる中で落ち着きを取り戻し、全勝して優勝した。
「今回は過去と比べても一番楽しい大会だった。『さくら』の創設30周年の節目に良い結果を残すことができ、華を添えられたかな」。畑仕事がライフワークで、「今はタケノコ堀り、これからは田植えで忙しいの」と元気いっぱいに語った。
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