大和高3年の武藤小鉄君と大和南高3年の河村優慶(まさみち)君が、陸上競技で県予選を勝ち抜き、本日16日(金)に開幕の南関東大会に出場する。
攻めて狙う全国競歩・武藤君
男子5000m競歩で南関東大会出場を決めた武藤小鉄君は、大和高校の3年生。序盤から前に出る攻めのレース展開が「勝ちパターン」で、県大会でも最初から飛び出し、2位の好記録を残した。ただ「1位も狙えた」と悔やみ、次のレースに意欲を燃やす。
市立つきみ野中で陸上長距離を始めた。高校1年生のときに足を痛め、伸び悩み競歩へ転向。当初は「あまりやりたくない」と思ったこともあるそう。しかし毎日コツコツと辛い練習に耐え、全国を狙える舞台まで到達した。
普段は控えめな性格だが「レースだとガンガン攻めていける」と話す武藤君。南関東大会での目標は4位以内でのインターハイ出場。「飛び出しすぎず、落ち着いて臨みたい」と抱負を語った。
親に勇姿を400m・河村君
大和南高校3年の河村優慶君は、400mで県4位に入り、6位までに与えられる南関東への切符を手にした。レースを振り返り、「自己ベストを更新できなかったので少し悔しい」と話す。
後半200mの力強い走りが持ち味の河村君は、前半でいかに早くスピードに乗れるかが勝負の鍵。今回も前半の出来が良い結果につながったと分析する。
陸上を始めた相模原市立東林中時代は100、200mの選手だったが、高校で400mに転向。真面目な性格で練習を積み、昨秋から成果が如実に出た。
南関東大会では、自己ベスト(49秒03)の更新を目標にしている。「毎試合応援に来てくれる親にもいい姿を見せたい」とはにかんだ。
南関東大会は千葉県総合スポーツセンターで行われる。武藤君は18日(日)に、河村君は16日に出場する。
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