三機工業株式会社(長谷川勉社長)は6月21日、下鶴間の土地を日本生命保険相互会社(筒井義信社長)に賃貸し、大型物流施設を開発することで合意したと発表した。
今回、三機工業が日本生命に賃貸する土地は、現大和事業所内の製造工場を集約する中で生じるスペースで、敷地面積は約4万1300平方メートル(約1万2500坪)。三機工業では昨年11月と今年5月に公表した、同社の大和地区再開発計画の中で、保有不動産の有効活用する計画を進めていくことを示していた。
工事、テナント雇用創出に期待
日本生命が開発する大規模物流施設は、同社にとって3件目、首都圏では初の開発となる。建物は、鉄筋コンクリート造の5階建。延床面積は約9万6255平方メートル(約2万9117坪)で同社として過去最大規模の開発になるという。
既にテナントの募集を開始。工事は、既存工場解体工事完了後の2018年春〜夏頃着工、竣工は19年11月を予定している。
今回の大規模物流施設は、国道16号、東名高速の結節点である横浜町田インターチェンジから約3Kmの場所に位置することから、周辺地域から首都圏広域までを幅広くカバーできる利便性や「中央林間駅」、「南林間駅」から徒歩圏内のため、テナント企業の雇用確保もしやすい環境であることなどが利点として考えられ、高い需要と安定的な収益確保が期待されるという。
また三機工業でもこの土地賃貸で、長期間における安定収入を見込んでいる。
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