県立大和南高校(内藤通昭校長)のダンス部が、8月12日(土)から渋谷の東京体育館で開かれる「全国高等学校ダンスドリル選手権大会」に出場する。3年連続出場の全国大会。今年の目標は日本一だ。
同部が出場するのは、男女10人以下編成の「HIPHOP男女混成部門スモール編成部門」。6月25日に行われた関東大会を2位で通過した。3年連続で全国大会の切符を勝ち取ったが、キャプテンのグエン・キ君(3年)は「不慣れな舞台で演技が揃わず、練習の時にできていた最高の演技に届かなかった」と悔しさをにじませる。全国大会では「悔いが残らないようできることはすべて出し切って踊りたい」とリベンジを誓った。
不安残る体力面武器は思いやり
メンバーは普段から週5日、約3時間の練習をこなす。それでも顧問の黒田紫(ゆかり)さんは、子どもたちの体力に不安を感じている。そのため、学校が夏休みに入ってからは連日、体力と精神力の強化に重きを置いた基礎練習を中心にしたトレーニングを続けている。地味できつい練習が続くが、生徒たちは弱音を吐くことなく、笑顔を絶やさない。「互いを思いやれる良いチーム」と黒田さんは評価した。
同じ部門には全国から11チームが参加する。過去最高2位の記録を持つ同校。目指すはもちろん「優勝」(グエン君)だ。
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