ボール遊びをする園児と小野寺さん
市内中央林間の大和湘南保育園で８月21日、市主催の出張講座「スポーツだいすき！」が開催された。
これは、市役所職員の専門知識を無料で研修会や学習の場に届ける「やまと生涯学習出前講座『どこでも講座』」の一つ。元サッカー女子日本代表ゴールキーパーで市職員の小野寺志保さんが講師を務めるスポーツ講座は２０１３年度から行われており、体を動かす楽しさやスポーツの面白さを講義や実技を通して市民に伝えている。
当日は、０〜２歳児16人が参加した。冒頭で小野寺さんは「『しほちゃん』と呼んでください」と自己紹介。現役時代の映像を流すと、ダイナミックなプレーの数々を見て園児は拍手を送っていた。
ジャンプなどで体を動かしたあとは、ボール遊びをした。部屋に散らばったボールを皆で協力して10秒以内に集める遊びでは、園児が両手いっぱいにボールを抱えて集めていた。10秒以内をクリアしたあとは、スポーツ練習さながらに「８秒以内」に集める課題に挑み、達成していた。
最後には、壁をサッカーのゴールに見立て、小野寺さんがキーパーとなる「ＰＫ」ゲームも実施。園児たちはゴールを決め「やったあ」と喜んでいた。
講座を終え小野寺さんは「０〜２歳児を対象としたのは初めてで、いい経験ができた。子どもたちが楽しく体を動かしてもらえたのでよかった」と話していた。
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