神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2017年10月6日 エリアトップへ

デフ五輪女子バレー 金メダル手に凱旋 上和田在住の三浦早苗さん

スポーツ

公開:2017年10月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
市長に優勝を報告する三浦早苗さん
市長に優勝を報告する三浦早苗さん

 トルコのサムスンで開催された聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」に女子バレーボール日本代表として出場した三浦早苗さん(市内上和田在住・31歳)が10月2日、大木哲市長に優勝を報告した。三浦さんは長身を生かしたブロックを決めるなど、4大会ぶりの金メダルに貢献した。

 1924年に始まったデフリンピックは、聴覚障害者のオリンピックとして4年に1度開催されている。今回は108人の日本人選手が参加し、過去最高となる27個のメダル(金6、銀9、銅12)を獲得した。

 三浦さんは今大会3試合に出場。ミドルブロッカーとして170cmの長身を生かした得意のブロックを決めるなど、4大会ぶりの優勝に貢献した。

全てストレート勝ち

 4年前の前回大会では銀メダルに終わり、狩野美雪監督のもと金メダルを目指していた日本代表チーム。チームでの練習時間の少なさからくる連携不足の課題も、大会前に毎日練習を重ねることで「チームワークは言うことないくらいよかった」と三浦さんは振り返る。今大会では決勝戦を含め、全てストレート勝ちで優勝した。

 三浦さんは前回大会にも出場し悔しさを味わっただけに、喜びもひとしお。「念願の金メダル。優勝したことで、多くの人にデフリンピックを知ってもらえて良かった」と話した。

 現在、ほけんの窓口グループ株式会社(障がい者アスリート職)で働き、東京都聴覚障害者連盟女子バレーボール部で選手兼コーチとして活動する三浦さん。今後は国内大会での優勝を目指すとともに、デフリンピックの知名度を上げるための活動もしたいという。

支えてくれる人のために

 三浦さんは10月2日に市役所を訪れ、大木市長に優勝を報告。大木市長は「金メダルおめでとうございます。大和市は女性の活躍が目覚ましく、うれしく思います」と栄誉を称えた。また「どうやってプレッシャーをはねのけたのですか」と質問。三浦さんは「一人で悩まず、家族や仲間、近所の人など支えてくれる人の応援を力に変えて、その人たちのために頑張るという気持ちで臨みました」と答えていた。

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

大和版のトップニュース最新6

全国俳句大会で最高位

下鶴間在住佐藤直哉さん

全国俳句大会で最高位

3万句超、2人の選者から

4月12日

部活動の地域移行を推進

大和市

部活動の地域移行を推進

日体大と連携協定

4月12日

吉村選手が得点王

大和高女子サッカー部

吉村選手が得点王

全国選抜大会で10ゴール

4月5日

「包括支援係」を新設

複合的な福祉課題に対応

「包括支援係」を新設

4月5日

手取り合い伝統継承を

大和茶道会

手取り合い伝統継承を

50周年式典に250人

3月29日

不妊治療の支援拡充へ

大和市

不妊治療の支援拡充へ

4月から先進医療に助成

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大和版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook