江戸時代中期から下靏間村江原領(現下鶴間)公所の名主を務めていた古木家に残る文書をテキストにした「古木家文書勉強会」が10月27日(金)、シリウス6階601会議室で開催される。午後2時から4時。
8回目となる今回のテーマは「天文方・伊能忠敬測量隊の記録」と「悪党の出現と包囲山狩りの顚末」。講師は地域史研究家の内藤敏男さん。定員は先着50人。費用は500円(資料代)。
日本で初めての実測地図を製作するため測量を行った伊能忠敬。実は、201年前、第九次伊能忠敬測量隊が、下鶴間村などを通過した記録が残っている。勉強会では、測量隊の先触れや測量日記などに残る記録から、多くの史実に加え、不思議な謎が残されていることが明らかにされる。
一方、「悪党の出現〜」では、1849(嘉永2)年に凶悪な犯行を重ねた14人の人相書が、下鶴間村に送られた記録を紐解く。連中は甲州で博徒惨殺・川船乗っ取り・吉原で質屋強盗、乱暴狼藉を重ねて相州へ侵入。下鶴間村では、隣村とともに2000人の捜索隊を組み、提灯・ほら貝・槍などをかざして山狩りを実施する。その顛末は。
申込み、問合せは、古木家文書勉強会事務局【電話】046・293・5252または【FAX】046・273・0715。
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