通行者に啓発チラシを渡す（左から）藤田さん、高山さん、河井さん
大和警察署（小林仁署長）は10月11日、地元企業や自治会も参加する地域防犯活動「安全・安心まちづくり旬間」を行った。活動には、大和地区事業場防犯連絡協議会に加盟する企業から募った３人の女性職員が１日女性警察官として委嘱を受けた。
委嘱されたのは、みずほ銀行大和支店に勤務する高山佳奈子さん（23）、株式会社ガスターの河井安貴子さん（26）、横浜乳業株式会社の藤田野乃花さん（20）の３人。３人は女性警察官の制服を身にまとい、大和駅前で啓発グッズを配った。
高校生の頃、警察官になりたかったという河井さんは自らの女性警官姿に「わくわくします」と笑顔。元大和シルフィードの選手だったこともあり「応援してくれた人への恩返しのつもりで」と挨拶した。自身が務める会社に地域貢献活動チームがあるという高山さんも「多くの人に見てほしい」と制服姿にはにかんだ。「かっこいいと思ってみていたので、着られてうれしい」と笑顔で話した藤田さん。「仕事で食品の安心安全を守っているので、大和市の安心安全に寄与できたら」と抱負を語った。
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