厚生労働省は12月1日、インフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。11月20〜26日(第47週)の定点あたりの報告数が、流行開始目安の1・0を上回った。昨シーズンとほぼ同時期、例年より1か月ほど早い流行入りとなった。
神奈川県も同週の定点あたりの報告数が1・86と前週の0・74から大幅に上昇、流行域に入った。
県内の所轄の保健所別では、鎌倉の4・80を筆頭に、横須賀市(3・50)、藤沢市(2・25)、横浜市(2・22)と高い数字を記録。大和市を所轄する厚木大和センターでは、同週0・27とまだ低い数字だが、「学級閉鎖も徐々に出てきており、流行域に入るのは時間の問題」と市健康推進課は話す。
市内では、11月に深見小学校の5年生1クラスと渋谷中学校の2年生1クラスで学級閉鎖となっている。渋谷中ではクラス28人のうち18人が風邪の症状を訴え、8人が欠席したことから11月29日から12月1日まで3日間を学級閉鎖に。欠席した8人のうち、5人がインフルエンザと診断されている。
例年流行のピークが1月後半となることから、市健康推進課では、予防策として、うがい・手洗いの励行に加え、室内の湿度を50〜60%に保つことなどを挙げた。
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