4月14日以降、熊本県や大分県を震源として続いている「熊本地震」。死者40人以上、負傷者は1千人を超えるなど、大きな被害が発生したことを踏まえ、大和市内でも様々な支援の動きが広がっている。
最初の大規模地震発生翌日の15日には、地域で奉仕活動などを行っている大和中央シティ、大和リバティの両ライオンズクラブ(LC)が、綾瀬、神奈川プリフェクチャーLCと共に、大和駅前で募金活動を実施。メンバーら25人が募金を呼びかけ、13万2790円が集まった。
募金は、民家の倒壊や道路に大きな亀裂が入るなど、被害が集中している熊本県益城町に寄付される。
16日は、大和などで活動するボーイスカウト県央地区の災害支援特別委員会(稲葉浩明委員長)と、ガールスカウト神奈川19団(網野紀代美・団委員長)が共同で、大和駅前で募金活動を行った。
両団員の子どもたちが街頭に立って「熊本震災への募金をお願いします」と大きな声で呼びかけを行うと、多くの人が足を止めて、募金を行っていた。
行政も動き出す
民間での支援活動だけでなく、行政でも様々な取り組みを始めている。
大和市は16日に、今後実施する被災地支援のための情報収集を目的に、危機管理監や消防職員など4人からなる先遣隊を、熊本県宇土市とその周辺自治体に派遣した。4人は市の防災活動車で移動し、18日に現地に入り。情報収集と連絡調整などを行った。
続く市の第2次支援として、18日には支援物資の輸送を実施した。
先遣隊が現地で収集した情報を基に、必要とされている子ども用おむつ9320枚、大人用おむつ1523枚、生理用品1万70枚、携帯トイレ1000個などを、市の中型バスに詰め込み、市役所を出発。翌19日に現地に到着し、支援物資を引き渡した。
そのほか、神奈川県も県庁に募金箱を設置したほか、日本赤十字社の口座を紹介し、県民に義援金を呼び掛けている。
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