石原慎太郎氏の著書『天才』が昨年ベストセラーになるなど、ここ数年、田中角栄元首相に注目が集まっている。その田中氏の側近を23年間務めた朝賀昭氏が1月15日、大和市文化創造拠点シリウス内の講習室で講演を行った。
朝賀氏は前半、自身が高校生だった頃に田中元首相の大蔵大臣就任あいさつを聞いて田中氏に惚れ込んだことや、大学卒業後、秘書に採用してもらった際のエピソードなどを軽妙なトークで懐かしそうに語った。
その後、最近、田中元首相に関連する書籍が約200冊出版されていることなどを紹介。今、田中元首相に再び注目が集まっている理由について「政治家はいかに相手の心に寄り添えるかが重要。田中角栄という人は、それをとても大切にしていた政治家だった」と語った。
この講演は、民進党神奈川県第13区総支部の支部長である太栄志氏の拡大タウンミーティングの中で開催された。会場には多くの人が訪れ、立ち見も出るほどの状況だった。
太氏はあいさつの中で、「私にとってなぜ今、田中角栄元首相なのか。それは田中先生が、政治の原点である『政治は身近なものであるべき』ということを大切にしてきていたから」と、今回、朝賀氏を講師に招いた理由について話した。
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