平成28年度の活動報告 二元代表制確立目指す 大和市議会議員 小田 博士
大和市議会議員として奉職してから2年が経過し、4年間の任期の折り返しを迎えました。今年度は総務常任委員会、基地対策特別委員会に所属します。議案を議決する委員会ではありませんが、議会報の編集作業などを担う広報委員会では委員長を務めます。
■各学級に新聞配架
昨年度は、日頃の問題意識に端を発した政策提言が大きな成果に結び付いたケースがありました。
私は昨年9月の議会で、市内の子供たちが情報の真偽を読み解いて活用するメディアリテラシーを向上できるよう、教育現場で新聞を活用するNIEの推進や新聞配架の充実を提案しました。
これを受けて、市は12月議会で補正予算を計上。今年1月以降、小学5年生から中学3年生までの全クラスに児童生徒向けの新聞が配架されました。NIEの充実は長年、新聞業界に身を置いた者として望外の喜びです。市内の小中学生が将来に羽ばたいていく上で、必ず役に立つと確信しています。
このほか、平成29年度予算編成に向けた自民党・新政クラブの重点要望の取りまとめ作業にも注力しました。
今年3月の議会では、会派内で質問を集約して、代表質問を模した「代表的質問」を実施。「予算編成の方針」「法人税収を上げるための産業政策」など7項目25問を質問し、80分を超える充実した質疑を行うことができました。
■行政と議会は両輪
今年度当初予算が主なテーマとなった3月議会では、審議中であり予算が成立していないにもかかわらず、一部新規事業が事実上、先立ってスタートしました。これは議会軽視にほかなりません。市民の代表である議会をないがしろにすることは「市民軽視」につながります。
行政と議会は「車の両輪」に例えられます。私は、二元代表制の確立に向けて、行政から軽んじられない議員、議会を目指します。協力すべき時には協力し、正すべき時には正す是々非々路線を貫いていきます。
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