現職15人、新人7人が21議席を争った綾瀬市議会議員選挙が24日に実施され現職15人と新人6人が当選した。投票率は前回に比べ6・29ポイント低い44・99%だった。
現職議員5人が引退を表明した今回の市議選は、これといった争点が見当たらず、磐石の地盤固めを進める現職候補に対し、新人候補がどこまで食い込めるかが焦点だった。
結果は「議員定数削減」や「行財政改革の推進」を訴えた、現職の綱嶋洋一氏(無所属)が2337票獲得。2位の笠間善晴氏(無所属)に500票を超える差を付け、トップ当選を果たした。
午後11時30分過ぎ、支援者らを前にあいさつに立った綱嶋氏は「体が震える思いだ。票の重みを感じている。実績というよりも、私に対する期待だと理解している。訴え続けた『議員定数の削減』と『行財政改革の推進』、これを実現させていきたい」と高揚感を抑え込むように話した。
新人では橘川佳彦氏(無所属)が最多の1583票を獲得、武藤俊宏氏(無所属)も1526票を集めた。内藤寛氏から地盤を引き継いだ形の笠間昇氏(無所属)、公明党の内山恵子氏、神奈川ネットワーク運動の森藤紀子氏も順当に議席を獲得。
また、前々回、前回に続き3度目の挑戦となった越川好昭氏(無所属)は、前回選挙から500票近く票を上積み、8年越しの歓喜のときを迎えた。
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