神奈川県の絶滅危惧種に指定され、海老名市の中新田地区にしか自生が確認されていないスイレン科の植物「河骨(こうほね)」が直径5cmほどの黄色い花を咲かせ始めた=写真。
水底の泥に這う白い根茎が骨のように見えることから「河」の「骨」と呼ばれるこの植物は、根茎に滋養強壮効果があるとされ、中新田地区では昔から漢方薬として重宝されたという。
周辺地域の土地開発の影響など、環境変化が原因で徐々に株数が減少。地元自治会や中新田小学校関係者らが平成14年に市民団体「河骨保護の会」を立ち上げ保護活動が始まった。
3年前、自生地の水路の護岸が工事されることになり、自生地の環境に近い貫抜川や中新田小学校、今福薬医門公園、産川せせらぎ公園に約170株を移植。花を開いた「河骨」はこのときの移植株に由来する。
可憐な黄色い花は9月ごろまで楽しめるという。
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