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見えない悪魔「クモ膜下出血」 取材協力 海老名メディカルサポートセンター
昨年春や今年の秋と有名人が30歳台でクモ膜下出血を起こして倒れ話題に。そこで三原千惠先生にクモ膜下出血とはどんな病気なのか聞いた。
―クモ膜下出血とは?
脳卒中の一つですが、「原因不明で防ぎようがない」「突然発症して約半数が亡くなる!」という見えない悪魔のような病気です。
―原因は
脳卒中にはクモ膜下出血、脳出血、脳梗塞があります。脳出血は高血圧が主な原因といわれ、脳梗塞はメタボリック症候群による動脈硬化や不整脈が原因といわれるので、定期的な健診で高血圧・糖尿病・高脂血症などを発見・治療することで予防できます。しかし、クモ膜下出血はほとんどが脳の血管にできた瘤(脳動脈瘤)が破裂して起こるので、高血圧などとは直接関係がありません。しかも脳動脈瘤ができる原因はよく分かっていません。
―発症については
脳動脈瘤はある日突然破裂します。これという前兆はなく、あっても破裂する数時間から数日前に頭痛を起こす程度で、頭部CT検査を受けても診断できません。破裂したら約40%が死亡、約30%が寝たきり、約20%が後遺症を残し、残り10%の人が何とか社会復帰できるという怖いものです。
―病気を防ぐには
破裂する前に脳動脈瘤を見つけて治療してしまうのが一番です。日本には脳ドックという素晴らしいシステムがあり、脳動脈瘤をみつけて破裂前に治療することができます。当院でも脳ドックがあり、人間ドックに追加できますので、詳しくはHPをご覧ください。
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