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家庭系可燃ゴミ 戸別収集 地域特性違っても有効? 東柏ヶ谷地区で実証事業 6月から

社会

公開:2012年3月30日

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 海老名市は6月から、東柏ヶ谷2丁目地区の約1400世帯を対象に、ゴミ減量化の実証事業として家庭から出される可燃ゴミの収集を、現行の集積所方式から戸別収集方式に変更する。昨年4月からモデル地区に指定され戸別収集が導入されている国分寺台地区と異なる街区環境での有効性を検証する。期間は1年。

 新たに実証事業のモデル地区となる東柏ヶ谷2丁目地区は近年、共同住宅が増え、国分寺台地区に比べ単身世帯が多く暮らしている。外国人の居住率も高く、住宅街の道路は行止まりや狭路、一方通行などが多い。

 このような街区環境でも収集車が各戸を回る戸別収集方式が有効であるかを探るのが今回の目的となる。

国分寺台では8%の削減効果

 市担当課によると戸別収集が導入されている国分寺台地区のゴミ排出量は前年比で約8%(11トン)削減された。戸別収集では個人宅の前にゴミを捨てるため、各々が自分のゴミに責任を持つようになり、分別が徹底されたことなどが減量につながったと分析している。

背景に炉の老朽化

 海老名市から排出される可燃ごみは本郷の高座清掃施設組合に搬入され焼却処理されている。しかし炉が老朽化しているため、数年のうちに建て替え時期を迎える。そのため、処理量の減量が急務となっている。

 ここ数年、同施設における事業系ゴミの焼却処理量は度減少しているものの、家庭系ゴミの処理量は横ばいの状態が続いている。「下げ止まり」の打開策として市は戸別収集の有効性を検証している。問合せは市資源対策課【電話】046・235・4922まで。
 

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