神奈フィル支援 存続求め公演 募金23万円集まる
県内唯一のプロオーケストラで財政難から存続危機にある「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」の団員が11日、市役所エントランスホールで公演し、市民ら約500人が上質の弦楽四重奏を堪能した。
この日のコンサートは同団の活動を支援することを目的に市が毎月催す「小さな音楽会」の一環として企画された。約1時間前から演奏を待つ人も見られ、演奏時には用意された300席が埋まり、立ち見や2階から見下ろす人も。バッハの「G線上のアリア」などクラシックのほか、来場者と共に「見上げてごらん夜の星を」を合唱した。
会場には神奈川フィル存続を支援するブルーダル基金の募金箱が設置され、23万5040円が集まったという。同団によると基金は2013年7月までに5億円を目標としているが、5月13日時点で6130万円ほどに留まっているという。
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